症状ページ|吹田市北千里・箕面市の整形外科・リハビリテーション科・リウマチ科・スポーツ整形外科|たがわ整形外科TSUNAGU GARDEN 千里藤白台(国循跡地)北千里駅徒歩15分

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肩のお悩み

肩は、多くの筋肉や関節が密接に連携して
腕の運動を制御する複雑な関節です。

肩の痛みの原因は、急性のものから慢性的なものまで多くあるため、
正しい診断と適切な治療が肩の健康を維持するために不可欠です。

肩こり

同じ姿勢での作業や、姿勢が悪い、運動不足などにより、首や肩の周囲の筋肉に疲労やこわばりが生じ痛みが出てきます。
治療は、生活指導や温熱療法に加えて、体操、ストレッチなどの運動療法を行います。

肩関節周囲炎

肩の周りにある軟部組織(筋肉、腱、滑膜など)の炎症が原因と考えられています。
肩の痛み、運動制限に伴い、物を持ち上げる、服を着るなどが不自由になります。
治療は、安静(急性期)、投薬、ブロック注射、物理療法、運動療法を行います。

肩腱板損傷

肩の腱板(肩甲骨と上腕骨をつなぐ一連の腱)の損傷により、
肩の運動制限や痛みを来す疾患です。
また、夜の痛みを訴える患者様が多いのも特徴の一つです。

急激な動作や外傷、もしくは使い過ぎなどの長年の負荷が原因で発生します。
治療は、軽度な場合は安静や理学療法、重度な場合は手術などが行われます。
個々の症状に基づいて適切なアプローチが選ばれます。

治療は、多くは保存加療(安静、投薬、ブロック注射、運動療法など)を行いますが、
痛みや運動障害の程度によって手術加療を検討することがあります。

石灰沈着性腱板炎

肩の腱板(肩甲骨と上腕骨をつなぐ一連の腱)に蓄積した、リン酸カルシウムの沈着物が炎症を引き起こし、痛みと運動制限を来す疾患です。
治療法は、急性期は激痛を伴うことが多いため、安静、投薬、ブロック注射、沈着物の吸引処置を行い、痛みが軽減した後、
運動療法を検討します。

首のお悩み

首は、頭を前後左右に動かしたり回転させたりする部位のため、
大きな負担がかかります。

首のこりや痛みの原因として、運動不足、ストレス、
姿勢の悪さなどが多いとされていますが、
昨今、パソコンやスマートフォンの使用時間増加にともない、
首の違和感、痛みを感じる方が増えてきています。

また、加齢によって首の筋肉が弱くなったり、
首の骨(頸椎)やクッションとなっている椎間板の変形が原因となって、
痛みやしびれ、筋力低下などを起こすことがあります。

肩こり・首のこり

同じ姿勢での作業や、姿勢が悪い、運動不足などにより、首や肩の周囲の筋肉に疲労やこわばりが生じ痛みが出てきます。
治療は、生活指導や温熱療法に加えて、体操、ストレッチなどの運動療法を行います。

頚椎症

加齢による頸椎の変形や、それにより首から腕にのびている神経が刺激されることで、
首から腕の痛みやしびれ、筋力低下などの症状がでてきます。
また、中央の神経幹(脊髄)が圧迫されると、手のしびれや使いにくさ(ボタンがかけにくいなど)、あしのしびれや歩行障害、
排泄障害(尿が出にくい、便秘など)などの症状が出てくることもあります。

頸椎椎間板ヘルニア

加齢により変形・突出した頚椎の椎間板により、首から腕にのびている神経や脊髄が圧迫されると、頚椎症と同じような症状がでてきます。

外傷性頸部症候群

交通事故などでの頸部の損傷により、首の痛み、肩こり、頭痛、手のしびれなどの症状が出る疾患です。
長期の安静により慢性化することがあるため、安静期間の後は頚椎を動かす運動、体操、ストレッチを行うことが良いとされています。

胸郭出口症候群

首から肩にかけた部位で神経や血管が圧迫されることが原因となり、
腕を上げる動作(つり革につかまる、洗濯物を干すなど)で、首、肩、腕の痛みやしびれなどの症状が出る疾患です。
なで肩の女性やいかり肩の男性に多くみられます。

肘のお悩み

肘は上腕骨と前腕の橈骨と尺骨の3本の骨が靭帯でつながる
複雑な関節で腕の曲げ伸ばしの動作や、捻る動作、
また手首と連動して動かすなどの複雑な動きを行います。

強くぶつけるなどの外傷で発生する痛みの他に、
スポーツや仕事で酷使することで骨折・軟骨のすり減りなどが発生し
痛みにつながることがあります。

上腕骨外側上顆炎(テニス肘)

手首を伸ばす働きをする筋肉に炎症が起こり、肘の外側から前腕にかけて痛みを感じる疾患です。
テニス愛好家に生じることが多いためテニス肘と呼ばれていますが、実際には日常生活動作(物をつかんで持ち上げる、タオルを絞る、
ペットボトルの蓋を開けるなど)で痛みが出ることが多いです。
【治療方法】
◯患部の安静、生活指導 ◯ストレッチ、体操などのリハビリ治療 体外衝撃波治療 ◯テニス肘用バンドの装着 ◯ブロック注射

野球肘

主に成長期の野球選手がボールを投げすぎることに起因する肘のスポーツ障害です。
肘の内側では、引っ張られる力によって、靭帯、剥離骨折、筋肉の損傷、肘の外側、
後方では、骨同士がぶつかる圧迫力によって、骨、軟骨の損傷を生じます。

【治療方法】
◯投球動作の制限、休止 成長期の骨はまだ成熟しておらず、投げすぎることで損傷、変形をきたしやすくなります。
そのため、痛みなどの異常を感じた場合は、投げすぎないことが最も重要となります。
◯ストレッチ 投球動作は全身でおこなうため、肘だけではなく、肩、体幹、下半身のストレッチ、
コンディショニングが重要となります。

肘内障

子供(多くは5歳以下)が手を引っ張られたり、転倒した後などに、痛がって腕を動かさなくなります。
橈骨頭という肘の外側の骨が外れることが原因と考えられています。
多くは徒手整復を行い改善しますが、再発することが多いため注意が必要です。
また、その他の肘のけが(骨折、脱臼など)との鑑別が必要となることがあります。

腰のお悩み

腰部は、腰の骨(腰椎、仙骨、骨盤)、椎間板、筋肉、
靭帯などにより構成され、腰部の安定性、運動、
内臓の機能を支えております。

腰痛は、腰部の筋肉・靭帯や椎間板の損傷、姿勢の悪さ、
神経の圧迫など、さまざまな要因によって引き起こされます。

筋・筋膜性腰痛

筋・筋膜性腰痛は、筋肉と、筋肉を取り囲む筋膜の炎症や過敏性が原因で起こる腰痛です。
デスクワークなどで長時間同じ姿勢をとることや、スポーツなどでの使い過ぎなどにより痛みを引き起こします。
治療は、投薬、ブロック注射、リハビリ治療、日常生活動作の指導などを行います。

変形性腰椎症

背骨、椎間板、関節の組織が長年の負荷によって変形し、腰部の痛みや機能障害を引き起こす疾患です。
治療は、投薬、ブロック注射、リハビリ治療、日常生活動作の指導などを行います。

腰椎椎間板ヘルニア

背骨の間でクッションの役割を担っている椎間板が損傷して一部が突出する状態です。

椎間板が神経を圧迫することで、腰からお尻、足の痛み、
しびれなどの症状を引き起こします。

多くは、保存的療法(投薬、ブロック注射、リハビリ治療など)を選択しますが、
症状次第では手術治療が検討されます。

腰部脊柱管狭窄症

脊髄の神経が通る脊柱管と呼ばれるトンネル(背骨、椎間板、靭帯などで囲まれた部位)
が狭くなり、神経が圧迫される疾患です。
腰痛、あしの痛み・しびれ、歩行困難が主な症状です

多くは、保存的療法(投薬、ブロック注射、リハビリなど)を選択しますが、
症状次第では手術治療が検討されます。

骨粗しょう症・脊椎圧迫骨折

転倒やしりもちにより背骨が骨折し、強い腰痛の原因となります。
骨密度の低下が危険因子となりますので、予防のために骨粗しょう症の早期診断、
治療が重要となります。

脊柱圧迫骨折の治療法は、軽度な場合は安静と薬物療法、コルセットによる外固定、
重度な場合や保存的療法が効果的でない場合は手術が検討されます。

股関節のお悩み

股関節は骨盤と大腿骨の間に位置する関節で、
日常のさまざまな動作と深く関係しています。

股関節への負荷や加齢による変化が原因となり、
痛みや運動制限を引き起こすことがあります。

変形性股関節症

股関節の軟骨が少しずつ摩耗し、炎症と痛みを引き起こします。
原因として、加齢、過度な負荷、股関節の骨盤側(臼蓋)の形成不全などがあります。

治療法は、まず生活指導(日常生活での負荷を減らす)、運動療法による筋力強化、
ストレッチ指導、痛みが強いときは鎮痛剤の内服を行います。

症状が重い場合には手術加療(人工股関節置換術など)が選択肢となります。

大腿骨頸部骨折

太ももの骨(大腿骨)の近位(股関節部)で起こる骨折で、痛みのため著しく動きが制限されます。
転倒リスクの高い高齢者で起こることが多く、寝たきりの原因になりやすい疾患です。
多くの場合、手術加療(骨の整復固定、もしくは人工骨頭挿入術)が必要となり、術後のリハビリテーションも重要です。
また、高齢者の骨は通常よりも脆くなっており、軽度な外傷や転倒でも骨折することがあるため、
予防のためには骨粗しょう症の早期診断、治療が必要となります。

手指・手関節のお悩み

手指・手関節は、日常生活やスポーツ活動で重要な役割を果たします。

手指・手首の痛みは、さまざまな原因や疾患によって引き起こされるため、
正確な診断と適切な対処が必要となります。

つき指

指先を物やボールにぶつけることで、指に痛み、腫れ、動かしにくさを来し、一般的名称として広く用いられています。
軽いけがと考えがちですが、骨折、脱臼、靭帯損傷、腱損傷を伴うものもあるため、なるべく早期に受診し、
診断、治療を受けられることをお勧めします。

マレット指

突き指などで指先に強い力がかかり、手指の第一関節(指先に近い関節)を
伸ばすことが出来なくなる疾患です。

損傷部位により、腱性マレット指(指を伸ばす腱の損傷)と、
骨性マレット指(伸筋腱が骨に付いている箇所の骨折)の2つに分類されます。

治療法は、腱性マレット指では、多くの場合、保存加療(専用の固定具やシーネを
用いて指を伸ばした状態での固定)を行います。
骨性マレット指では、骨折の形態によって手術療法を選択することがあります。

ばね指

指を曲げる筋肉の腱(屈筋腱)と腱の通り道(腱鞘)で力がかかることで
炎症を引き起こし、進行すると引っ掛かり(ばね現象)が起こります。

更年期の女性、妊娠出産期の女性や、糖尿病、リウマチ、透析患者に多く発症します。

まず保存療法(安静、物理療法、投薬、注射)を行いますが、
改善しない場合は手術療法を検討します。

母指CM関節症

加齢や使い過ぎにより親指の付け根の母指CM関節で、炎症や変形を起こす疾患です。

物をつまむときやビンのふたを開ける動作で痛みを感じることが多いです。

多くの場合、保存療法(投薬、ブロック注射、物理療法、装具療法など)を行いますが、
改善しない場合は手術療法を検討します。

へバーデン結節

手指の第一関節(指先に近い関節)が変形する疾患で、
中年以降の女性に見られることが多いです。

第一関節の変形に伴い、痛み、腫れ、こわばりを来すことがあります。

治療法は、投薬、物理療法、装具、テーピングなどがあります。

手関節腱鞘炎

手首の腱鞘(腱を覆う袋状の組織)が炎症を起こす状態です。
反復的な動作や長時間の同じ動作が原因となり、手首の痛みや腫れが生じることがあります。
近年、スマートフォンの長時間使用が腱鞘炎のリスクを高めると報告されています。

手根管症候群

手首の手のひら側にある「手根管」と呼ばれるトンネル内で、
正中神経が圧迫されることによって引き起こされます。

手のしびれや痛みが特徴で、特に夜間、早朝に悪化することがあります。

ガングリオン

関節や腱の近くにできる液体で満たされた腫瘤です。
大きくなることで痛みや圧迫感を引き起こすことがありますが、
自然に縮小することが多いです。

症状が強い場合には、穿刺・吸引療法(再発する可能性があります)や
手術療法を検討します。

手関節周囲の骨折

転倒などで手をつく動作で強い力が加わり、骨折を来すことがあります。

特に中高年では、親指側の骨(橈骨)を骨折することが多く、
軽度な骨折では、ギプスやシーネで固定して治療を行います。

不安定な骨折や、複雑な骨折では手術的治療が選択されます。
保存加療、手術療法とも、手首の機能を回復するためのリハビリ治療が必要となります。

膝のお悩み

膝関節の痛みは、日常生活や運動に支障をきたし、
生活の質に影響をおよぼします。

膝関節は、4つの骨と、半月板、靭帯、腱・筋肉により構成されています。
複雑な構造であるため、痛みの原因となる部位を見極めて治療法を
検討する必要があります。

変形性膝関節症

変形性膝関節症は、中高年者で特によく見られる疾患です。
この疾患は、膝関節の軟骨が摩耗して骨同士が直接接触するようになり、
強い痛みや炎症を引き起こします。
進行すると、膝関節の変形や動きの制限がでてくるため、
日常生活に支障をきたすようになります。

治療方法は軽度から重度まで症状に応じて異なり、薬物療法、理学療法、
関節内注射、手術などが選択肢として考えられます。

また、変形性膝関節症の治療法として、最近では再生療法が注目されています。

半月板損傷

半月板は、膝関節の内側と外側にある組織で、大腿骨と脛骨の間でクッションとして働き、膝の運動における安定性や負荷の軽減を支えています。
原因として、スポーツ活動、外傷、加齢による変化、肥満などが考えられます。
治療法は、症状や年齢に応じて選択され、薬物療法、理学療法、関節内注射、手術などが選択肢として考えられます。
また、半月板損傷の治療法として、最近では再生療法が注目されています。

前十字靭帯損傷

前十字靭帯(ACL)は、膝関節内に位置する重要な靭帯の一つです。
特に、スポーツ活動での急激な方向転換などの動作時に、
膝の前方への過度の動きを制御する役割を担っています。

ACLの損傷は、急激な運動や着地、スポーツ中の怪我などによって
引き起こされることがあります。

治療法は、活動性の高い方(とくに若年者)には通常手術治療、
中高年で活動性の高くない場合は保存的治療が検討されます。

オスグット病

オスグット病は、成長期の子供によく見られ、膝の前面にある腱の付着部に
痛みと腫れが出てくる疾患です。

特にスポーツ活動(特にサッカーで多く見られます)により症状が悪化します。

治療法は、スポーツ活動の制限、運動療法などですが、多くは成長とともに治癒します。

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